キーパープロショップ(KeePer PROSHOP)

キーパープロショップ 新見セントラル店

山佐株式会社

  • 2023年07月

2023年07月22日(土)

1Gの大切さ vol.1766

皆さん、こんちくわ!

ビッ◯モーターのトップは、事の重大さを理解していないのか?メディアの報道批判で応戦し謝罪を行わない対応にア◯なのか?と記者会見をしたら良いのにと思う、車に携わる仕事をしている飼育係の山本です。

さて、世の中には色々な依存が存在しますよね。

気の毒にも、飼育係に依存する人々も・・・(笑

この日は、タイヤガーデンアシンに出勤した飼育係の元に訪れたプリウス・・・(笑

以前、交換したTEINの車庫調の乗り心地に満足出来ず、車高短ブランドのファイナルコネクションへの仕様変更。

TEINのレスポンスも好みが分かれますよね。

実は、厄介な50プリウスは奥が深い車両の1つ。

とにかく面倒くさい・・・。

飼育係信者の多くは「神経質」「細かい」「思い込み」「自己満足」「人と被らない」「仕上り」「トーク力の素晴らしさ」等のレベル度が非常に高い・・・(笑

でもね、他人に触らせたく無い車を、お任せ頂けるのはとっても嬉しいんですよ。

先ずは、オーナー様が自ら取り付けた車高調のチェック。

規定トルクで締められてないボルト、ナットの箇所を潰す。

ひと通り確認したら面倒くさい「1G」の解放作業。

知らない人は多いんですけど、足回りは単に交換しただけでは本来の車高の実現は出来ません。

ここで、本日の大事なワンポイント講座・・・(笑

1G ワンジー」=「解放

つまり、プリロードや荷重の掛かったアッパーアームやロアアームやスタビライザーの負荷を取り除き、ボルトとナットを一旦緩めて緊張を解放し再度規定トルクで締め直し車高短本来の性能を取り戻す事を「1G」の作業と言います。

※秘伝の奥義はセルフアシンの弟子の戸田に継承しています。

恐らく、「1G」に拘っているのは専門ショップしか無いと思います。

今まで、ブログでも描いた事は有りませんがキーパープロショップセルフアシン及びタイヤガーデンアシンでの作業では、プロショップとしてのプライドを持って「1G」まで拘ってます。

当然、ご予算や時間も関係するので、足回りの車高調やダウンサスの作業をお任せいただければ、車両本来の特性をご説明をし、最善のご提案をさせて頂いています。

長々と偉そうに書きましたが、車の性能や足回りの性能を最大限に生かす為に、少しでもプロショップの存在価値を知ってもらえればと思います・・・(謝

得意の50プリウス、負荷の掛かった箇所への解放を施し、アライメントテスターで車のねじれを診断。

ん〜、結構な数値。

リアはダブルウイッシュボーンなのでトーは許容範囲だが、
調整式のアッパーアームで後日、キャンバーを戻す選択肢を選ぶ。

フロントは調整式のピロアッパーでキャンバーとトーの調整はクリア。

地味な作業だが、各箇所を丁寧に調整。

基本的にテスターが表記した数値は必ず左右が同じ数値で調整しないと気が済ままい性格。

ある意味、変態なんです・・・(笑

テキパキと調整を繰り返し、納得のいく数値に到着。

リアの内側片摩耗の予測が気に入らないが、今出来る調整はここまで・・・。

リアのアッパーアームの到着を待ちます。

後は、しっかり走ってもらい馴染ませる事が重要。

脚が馴染めば、各メーカーの乗り味と製品性能が必ず主張するんです・・・(笑

キーパーと同様にお客様に添い続ける身体の半分以上が優しさで出来ている飼育係なのでした・・・(爆

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