2023年11月28日(火)
キレイにならないのは鉄粉が付いているからかも
今日は今年最後の定休日。
ですが、会社で仕事を少しだけしようと出てしまうと、結局あっという間に夕方になってしまっていました。
昨日のブログでKeePer施工車写真集への掲載忘れの件を書きましたが、そのオーナー様から丁寧に「キレイな写真載せてくれてありがとう」のお電話もいただき、私も感謝です。
昨日の施工は内容の濃い作業が多かったので書けなかった分を本日掲載いたします。
昨日の午前中、松本チーフが担当させて頂いたフリードにはフレッシュキーパーを施工させて頂きました。
施工中、ゲストルームでお待ちになっておられたオーナー様が、
「いくら洗っても車がキレイにならない感じがする」という事をおっしゃっていたらしく、
ボディを洗ってチェックすると鉄粉がたくさん付着していました。
鉄粉が付着すると車の塗装面がザラザラして汚れを引き寄せてしまいます。
洗車をしてもザラザラした点々のように見える鉄粉が美観を損ねます。
鉄粉の付きやすい環境は鉄道の近くや工場の近くです。
微細な鉄の粉が浮遊するそれらの環境に車を駐車すると電気を帯びている車のボディに鉄粉がくっついて刺さってしまいます。
これらが酸化すると塗装目で茶色く変色して錆びてしまいます。
鉄粉を除去する方法は主に2つ。
アイアンイーターという鉄粉除去剤をボディにふりかけ、化学の力で分解します。
もう一つは、鉄粉取り用のトラップ粘土をボディに滑らせ物理的に掻き取ります。
フリードもジェービングクリームのような泡をかけ、トラップ粘土で滑らせて鉄粉を除去しました。
予想していたよりも鉄粉が多かったようで、松本チーフが念入りに作業していました。
それでもフレッシュキーパーもコーティングして2時間で完成されるあたり、さすがは今年の県チャンピオン。
全く急いで施工するでも無く、予定通りスパッとキレイにしあげていました。
オーナー様にも、大変お喜び頂けました。
今回、フリードに、どのように鉄粉が付いたかは定かではありませんが、ご自身でケアされる場合のご説明は行っていました。
コーティングを傷めない鉄粉取りが販売されていますので、洗車の時にそれを吹き付けて10分ほど放置。
その後洗い流せば鉄粉の多くは分解されます。
鉄粉取り用のトラップ粘土を使うとキズを入れてしまいそうで、こわい、という方は化学の力で分解する「鉄粉取りクリーナー」がおすすめです。
プロに任せていただけると、安全にスッキリとキレイにさせて頂きます。
今回のように、施工前の相談で色々お聞きできると、より仕上がりも良くなります。
オーナー様、このたびはご利用ありがとういございました。
またのご来店お待ちしております。
