こんにちは。もうりです。
何といいますか、終わってしまったなといった感想。
藤井聡太竜王・名人、ついに未踏の頂「八冠」達成。
11日は休みをとって一日中王座戦第4局を観戦していました。
まあ、本当に何といいますか…壮絶な幕切れでしたね…
勝負の世界にIFは無いとも言いますが、永瀬「前」王座が3勝1敗で防衛する世界線は確かにあったはず。
そんな夢想をさせるほどまでに永瀬王座、この王座戦では藤井竜王・名人を徹底的に苦しめました。
第4局でも練りに練った研究手筋に藤井竜王・名人を巧みに誘い込み、なんと午前中で3時間あまりも長考させることに成功。
王座戦は持ち時間5時間。早々に長考に沈む挑戦者に対し永瀬王座は僅か10分ほどしか使わない、まさに研究の賜物。
終盤でも早々に藤井竜王・名人を秒読み将棋に追い込み、名誉王座へ望みを繋ぐかと思われたのですが。
おそらくニュース等でご覧になった方も多いかと。互いに秒読み将棋となった最終盤、永瀬王座がまさかの形で詰み筋を見誤りました。
竜王・名人に手番を渡した刹那、自らの過ちに気付いた永瀬王座。激しく動揺し、頭を掻きむしる場面も。
こうなるともう藤井竜王・名人は間違えません。必至の盤面から一手順たりとも綻びなく永瀬玉を追い込みました。
この王座戦、開幕前の取材に対し永瀬王座は
「人間のままでは藤井聡太という規格外の存在には勝てない」
「人間を辞めてでも勝つ。棋士人生を賭けて闘う」
と語り、自らも人外と成る不退転の覚悟で史上最強の挑戦者を受けて立ったのですが。
悲壮なまでに、どこまでも自らが「人間」であったと気付かされてしまった瞬間だったかと。
ニュースではあの瞬間を藤井竜王・名人の偉業を示す分かりやすい構図として使われていましたが。
しかしそこは現タイトルホルダー。その後は潔く、身支度を整え真っすぐに「新王座・藤井聡太八冠」へ首級を差し出しました。
永瀬王座、いえ「永瀬九段」。
日本中が待ち望んだであろう藤井竜王・名人の八冠独占、その最後の冠を持たされた重責はいかばかりだったか。
それにつけても、人生全てを賭けて戦った男の散り際のあの美しさ!
引換え、あらゆる称号と名声をその指呼に収めた藤井竜王・名人の表情には明らかな疲労と…恐らくは僅かな不満の色が浮かんでいました。
まさしくラスボスと化した藤井竜王・名人、まだまだ自身の将棋に納得はしていないようです。永瀬九段、次は奪取を期待します。
渡辺九段もがんばれー(もうりはナベ推しです)
さてさて。
何の話するんだっけか(本題ではなかったのか)。そう。
我が社、4年ぶりの社員旅行。
例のあんちく症のせいで数年間開催できませんでしたが、満を持して。
今回の行先は山陰、松江と皆生温泉で語らう夕べツアー。
当店のYYコンビこと安田・吉田両名は1班での参戦。
楽しんだようで、もうりも期待に胸を膨らますこと一週間。
当日の朝、広島駅の集合場所で旅の輩と再会を喜び合っておりますと、おや1名不在。
今回の旅行の一輪の華、東雲町SSのTさん(美女)が病欠とのことで。
もうかえる!!!!!
と、もうりが朝の広島駅で叫んだとかそうでもないとか。
このブログは妻にもバレておりますので、公開した日の夕食はもうりだけお漬物のみとなるでしょう。
いや残念。Tさん、来年こそは盛大にやりましょう。
して。出発。
最初の目的地は松江城下。地ビールでバーベキューパーティー。
もうりお酒飲めませんので、ジンジャーエールで乾杯。
ううむ、旨い。ひょっとしてオリジナルの地ンジャーエールなのでは?
メニュー表にはカナダドライの表記。酔ってますね飲んでもないのに。
後ろの席ではもうりの兄貴分たちが大声で焼酎をオーダー。ここが何のお店かわかっていらっしゃらない様子。
肉と酒の饗宴、もう漢気しか存在しないストロングスタイルなランチの後、堀川遊覧船にて水上散歩。
ご存知の通り、堀川遊覧船では橋の下を潜る際に船の屋根を下げて航行するスポットがあるのですが。
その度に強制体前屈でスタマック内の肉と酒精をシェイクシェイク。
ふふふふ、酩酊しておる酩酊しておる。
このプランを考案した広島バスさんの中の人は中々に「S」でいらっしゃる。
しかる後、松江はフォーゲルパークなるスポットでハシビロコウさんの貴重な排泄シーンを観覧。
いや、決して大の大人が大勢でウ〇コだのウン〇してんじゃんなどと大喜びしたわけではないですが。
ハシビロコウさんもとんだ迷惑。
そのフォーゲルパークにて少なくないメンバーがトイレにて恍惚のブルースを奏でておいででしたな。
おめえも〇ンコしてんじゃねえかとはハシビロコウさん。
実にフォーゲル。(意味不明)
さ、そろそろ本日のお宿。
皆生温泉はつるや様。
皆生温泉といえば海中より濯ぐ塩分を含んだ泉質。
もうりも塩茹で。
ひとっ風呂浴びたところで、お待ちかねの宴会。
最近の若い社員は嬉しくないかもですが、もうりはわりと好きです。
そんなことを言っていられたのも開演前まで。
この度、もうり人生初の上座。
2班での労働組合役員の上役がもうりになってしまっておりました。
これ挨拶あるやん。あかんて。
見事カミッカミかつ要領を得ない挨拶で場を冷ましたところで宴会開幕。
当社の宴会ではコンパニオンさんを呼んで華やかに行います。
とある店舗のとある社員がわりとガチ目にコンパニオンさんに入れ込んでいたのが痛々しい。いやさ男らしい。
特に歌うわけでもなくカラオケの曲が回るたびに目当てのコンパニオンさんを引き連れて、もう。
ちなみにもうりは今回、vaundyの怪獣のなんちゃらを熱唱。年甲斐もなく。
普段歌わない若者の歌。後半につれて自信がなくなった結果、東雲SSのN君(若者)を引きずり出す暴挙。
ありがとなN君、助かったで。
そんな感じで宴もたけなわ、どっぷりと日も落ちた夜半に大勢での皆生温泉散策タイムです。
先程、にべ無くコンパニオンさんにソデにされたとある社員も含めて一部の元気なガイズは紳士向けの外湯へ。(何も言うな)
もうり含めたメンバーは、もうちょいと歓談しようといった塩梅でスナックなど。
このフラリと訪ねたスナックが実に味がよくありまして、とにかく音が良い。カラオケです。
総勢8人ほどで、時間いっぱい大いに歌い、騒いだ楽しい時間でした。
夜も更けたところで数人でラーメンなど啜ったのちに床へ就きました。
翌日、一行が訪れたのは足立美術館。
有名ですね。庭園が美しく、多くの観光客で賑わっておりました。
もうりが敬愛してやまない北大路魯山人の作品も多く展示してあり、これは妙味。
いま一度訪れてみたい場所ですね。
しかして、その後は壽城なるお菓子屋さんへ。とち餅のお店。
お土産を物色していると、方々から試食を勧められる楽しいお店です。
とある品のコーナーで、「この子今日から勤務してるフレッシュさんなんですよ~、お兄さん買ってあげて~」と甚だ乱暴なセールストークで売り込んできたお姉さんと若い娘。
え?勿論買いましたよ野暮なことを聞かないで頂戴。(漢気)
そしていよいよ旅も締め括り。境港近くの直送市にて最後の昼食。
かにとろ丼。
語るに及ばず。
楽しかったです(雑)
そうそう、宴会のお話に戻るのですが。
今回の引率は当社の会長。
カラオケでは谷村新司さんの昴を披露してもらいました。
翌日の朝に谷村さんの訃報に触れまして。ううむ。
もうりはレパートリーにアリスのチャンピオンが入っておりますので、言葉にならない。
安らかに。
ではまた。