2024年02月17日(土)
チョコレイト・ディスコ
こんにちは。もうりです。
最近は真面目にコーティング纏わりの投稿が続いておりまして。
先日、グループ内別店舗の兄貴分店長から
最近おもんねえ、と。
唐突のディス。
いえーい。K店長、みてるー??
ということで。
久々のおもしろ珍投稿、スタートです。
して。
バレンタイン。
貰いましたか?もしくは渡しましたか?
思わせぶりなメスライオンの気まぐれに一喜一憂する哀れなオスをウォッチする、年イチの消費イベント。
もうりはね、もうそういう領域からは離脱しておりますよもう。
卒業、だな。
ハハッ
今笑ったか?もうりのことを。
まあええわ、続けます。
もうり、チョコレートには滅法弱い。
大好きです。言わずもがな、ブランド志向です。
で、ですよ。このバレンタインデー直前には多くの百貨店で数多のチョコレートが並びます。
買うのよ。もうりが。自分用に。
何なら妻には「コレを寄越せ」と指名までするのよ。
もうね。時代が変わりつつあるんですよ皆様。友チョコすらもう過去の流行ですわよ。
今はね、自分チョコ。これですよ。買いましょう。自分用に。たっけえヤツを。
ということで、もうり今期の収穫をご紹介。いくぜ。
まず、もうり一番のITチョコレートは、ベルギーはブリュッセルの名門ピエール・マルコリーニ。
ここは必ず買います。
言い換えます。買ってもらいます。妻に。
このピエール・マルコリーニの一番人気は、ホワイトチョコレートでフランボワーズを包み込んだガナッシュ、クール・フランボワーズ。ハート形のガナッシュはバレンタインにうってつけ。
このシリーズのパッションフルーツバージョンがもうりの推し。大好きです。
大概どのセレクションにもエントリーされる人気ガナッシュですが、今年は20粒以上のハイエンドセレクションにしか入っておりませんでした。
お値段は例のあの黒いイナズマチョコレートにしてざっと300個分。
マジでこれを買わせるつもりかと目で訴える妻。
ああ。その通りだ。
言っておくがもうりは本気だ。正気か、と問われると些か返答に困るが。
かくして、1か月後のホワイトデーなる悪徳の日を迎える自分に借金を背負わせた瞬間です。
嗚呼!しかし何と甘美なことか!
高貴とも形容すべき甘く濃密なホワイトチョコレートの香りに、正反対の性質を湛えた南国の果実の胸のすくような爽快感が織りなす1分間の絶対的幸福です。
陰と陽が共存する至福のユニゾン、是非お試しを。
残念ながら広島はおろか中四国九州には店舗がありません。大阪あるいは首都圏にお出かけの際には手土産にいかがでしょう。
殊に奥様や愛する人への贈り物にはこれ以上ない仕事をすることでしょう。もうりが保証いたします。
さて、もうりの安い保証も付いたところで次。サクサク行きましょう。
次なるもうりの推しは、ラ・メゾン・デュ・ショコラ。
オーナー・ショコラティエの名を冠することなく、第一級の存在であり続けるパリの大家です。
ここのももうりは必ず購入しますね。もうりはビターで香気に優れたチョコレートを好みますが、このメゾン・デュ・ショコラは比較的しっかりとした甘みを感じるチョコレートです。
今年はオランジェット、オレンジの皮をクーベルチュールで包み込んだ爽やかなお品です。
オレンジの心地よい柑橘の甘みとほろ苦さが実に嬉しい、紅茶によく合うお菓子ですね。これもおススメです。
次。
アラン・デュカスと聞くと皆さまきっとフレンチシェフの巨匠である氏を思い浮かべられるでしょう。
史上最年少でギド・ミシュランの3つ星を獲得し、また掲載国の異なる複数のギド・ミシュランで3つ星を獲得し、世界初の6つ星シェフとなった世界最高峰に坐する料理人ですね。
そのアラン・デュカスが手掛けるチョコレートブランドであるル・ショコラ・アラン・デュカスをご紹介。
フレンチキュイジニエが手掛けるだけあって、お味は複雑かつ難解。口にする人間に問いかけるような厳しさを感じます。
とは言えそこはチョコレート。あんま深く考えずにパクリと気軽にいただける点で、カジュアルに3つ星のエッセンスを楽しめます。
今年はペピット・コレクションをチョイス。ヘーゼルナッツ・カカオニブ・黒ゴマがたっぷりと奢られたプラリネ。美味でございます。
ここからはもうりも未見の初購入の品々。
1つ目は、ベルギーの新鋭ショコラティエのブノワ・ニアン。
チョコレート生地であるクーベルチュールは全て氏のアトリエでの手作り。また、カカオのブレンドを行わず単一品種のみでチョコレートを造るブランドだそうです。
いわばシングル・カカオ。スコッチウイスキーで言うところのシングル・モルトのような感じですかね?知らんけど。
新進気鋭らしい純粋性に惹かれて購入。もうり好みのライムを掛け合わせたボンボン・ショコラ、ハート形のあざとい姿からは想像がつかない程の高い香気が美味しい、逸品でございました。これはリピートでしょう。
さて。
最期に紹介するコイツは大物。
知らぬものはいないであろう、ジュエリーの大家。
イタリアと言えばで真っ先に名の挙がる5大ジュエラーの一角を占める伝説的ブランド。
BVL
ブルガリ・イル・チョコラート
もうり一度は口にしてみたかった。(価格にビビッて今まで買えなかった)
満を持して、初購入。
一粒¥1,500はエグい。
暴力的に過ぎる。
箱を開けると、綺羅星の如く輝く大粒のチョコレート。
BVLGARI…BVLGARI…BVLGARI…としつこいくらいのプリンティング。
いや美味しいよ?美味しいけども。
まあ、ブランド料コミで味わうチョコレートですよね。贈答品とかにはいいのかもしれない。ロゴドンで威張りも効いてて。
今回ご紹介した中ではおススメ度は最も低くせざるを得ないです。何せ高い。
ちなみにもうりがイチで推すのならやはりピエール・マルコリーニを是非。
広島では絶大な支持を集めるジャンポールエヴァン、ここがお好きならば絶対にハマる筈。
妻の推しは同じくベルギーのストイックなショコラティエ、ピエール・ルドンだそうで。
同じピエールでもこちらはとろけるような上品な甘みが特徴。ここも美味しいです。王道的スイート・チョコレートですね。
それと今回のチョコ三昧でもうりと妻がこれは!と唸ったのが、フランク・ケストナーのドン・ファンなるチョコレートサブレ。
さっくりとした口当たりのファーストバイトから、噛みしめるほどに溢れる豊かなカカオ。これはリピ確。
お菓子としては確かに高価ですが、プチ贅沢と考えるならば可愛い領域ですよね。そうと言ってくれ。
甘美なる高級チョコレートの世界。皆様の推しチョコも是非お聞かせくださいな。
ではまた。
ああ。もうりはたけのこ派。