2024年01月21日(日)
BMW 3シリーズ水シミ除去事例
こんにちは。
(株)TAISEI廿日市バイパスSSの毛利です。
今回はBMW３シリーズツーリング（ブラック・サファイア）の水シミ除去＋軽研磨作業の事例をご紹介したいと思います。
欧州車のブラック塗色は非常に美しいのですが、その分お手入れを怠ってしまうと回復が難しい傾向にありますね。
こちらBMWのブラックサファイアはメタリック塗装ですので、ソリッド（単色）の黒よりは幾分ユーザーフレンドリーなお色と言えるでしょうが、そうは言っても黒は黒。
特にこういった水シミでお悩みのオーナー様も多い事と。
また、こういった状態のままケア方法や手段を知らずにコーティングの話ばかりしてしまうのも問題ですのでね。
スキンケアをせずにメイクをしてしまうようなものです。
入庫後、まずしっかりと洗車をしてボディの汚れを除いた状態がこちら。
この感じですね。照明の映り込み部分など分かりやすいでしょうか、白ボケた印象です。プレスラインのキワもすっきりしません。
こうなると洗車をしたところでこびりついて中々落ちてくれないですよね…。
洗車後の水道水による固着や、降雨によって汚れが密着してしまったりなど原因は様々。
少し脇道ですが、雨によるミネラル云々といった原因をよく見聞きするのですが、雨そのものがシミの原因になるケースは少ないように感じます。それよりもお手入れの行き届かない状態で雨が降ってしまい、蓄積した汚れが水分と反応して悪さをするのではないかと毛利は考えております。黒ボディならば太陽光で熱せられるので猶更でしょうね。
ま、原因はどうあれ！
こうなってしまうとDIYでの改善は中々難しいでしょう。我々の出番かと(笑)
丹念な研磨で処理するのも方法の一つではありますが、厄介なことにこの水シミ（シリカスケール由来）は塗装膜よりも硬い成分が固着した結果ですので非常に手間がかかる上に、付着していない塗装面との段差を埋める為にさらに磨きを入れる必要が生じるなどのリスクも勘案しなければいけません。
言うまでもなく、コストとの相談でもありますね。
当店では塗装面の状態に応じて柔軟に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
今回のBMWの場合は、ケミカルを使用したスケール除去＋軽い研磨でツヤ感を取り戻す作戦です。
では結果を。
いかがでしょうか。先程の施工前写真と見比べて頂ければ。
特殊なケミカルを使用し、こびりついた水シミは完全に除去。その後ワイドレンジなコンパウンドで軽いポリッシングを実施し、黒本来の弾けるツヤが蘇りました。
黒ボディのシミ汚れにお悩みのオーナー様、是非一度ご相談くださいませ。
当店ではコーティングの御見積り・ご相談を随時受付しております。
お気軽にご来店ください。
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