当店のキーパー技術コンテストへの参加は2014年。

第一回から参加しています。

競技種目はクリスタルキーパーでした。

普段から店舗ではクリスタルキーパーは施工していましたが、競技として取り組むのは初めてで、右も左もわからないまま、コンテストの日を迎えました。

参加したのは現店長の米田と、もうひとり若手の有望株だったＳ君。

私は応援で見学していましたが、初回参加は凡ミスが響いて二人とも予選を通過できませんでした。とはいえ、技術的に劣っていたという訳では無く、いわゆる緊張からくる頭が真っ白になるという、普段はミスしないような事でした。

第2回2015年大会では米田がみごとに関西ブロックを3位で通過して全国大会初出場を果たしています。この当時、まだ県別チャンピオン戦が行われておらず、関西の予選会を通過した選手が関西チャンピオン戦を戦って全国を目指していました。

第3回2016年大会は、かなり練習をして臨んだのですが、策に溺れたといいますか、採点基準を見誤ったというべきか、自分たちで、こうするべき、と考えて立てた対策が裏目に出た大会となり、全国大会を逃してしまいました。

この大会までが関西チャンピオン戦で全国大会への切符を競っていました。

第4回2017年大会になると、県別のチャンピオン戦が行われるようになり、奈良県は滋賀県との2県で一つのチャンピオンの座を競いました。

この時に米田がチャンピオン、もうひとり当店から参加していた選手が準チャンピオン、となり、一気にキーパープロショップ林堂店の技術レベルが上がったのでした。

第5回2018年大会には米田店長に代わって上田マネージャーが奮闘します。

2回全国大会に出場した選手はレジェンド枠となり、キーパー技術コンテストへの参加資格を失うというレギュレーションがあるために米田は出場できなくなっていました。

この大会で、奈良県は和歌山県とひとつのブロックに変更されます。

和歌山には全国2位になった山本選手がおり、別格の輝きを放っていました。そんな県チャンピオン戦に挑んだ上田したが、惜しくも2位。県チャンピオンにはなれませんでした。

奈良県なら1位だったのに、惜しかったね。と誰かが言いましたが、本当のチャンピオンではないので、それ言っちゃ格好悪いよ。と上田マネージャーは次回大会優勝に意欲を見せたのでした。

第6回2019年大会は上田が初心者のスタッフを指導しながら県チャンピオン戦に臨みましたが、まさかの敗退。初心者のスタッフを県4位と、見事な指導力を見せましたが、この年も全国への切符をつかめませんでした。

この後、今回のチャンピオン戦を制した松本が入社するのですが、コロナ禍に突入し、2年間、キーパー技術コンテストは中止される事になります。

第7回大会は2022年。

2020年2月入社の松本は3年間、コンテストに出場する機会がなく、ひたすら店舗でお客様の愛車にコーティングする日々を過ごします。その間に施工した台数は1000台以上。

実践で培った技術を基に初めてのコンテストに臨みました。予選を勝ち上がり、県チャンピオン戦に自信を持って臨みました。

結果は惜しくも2位。

1年後の優勝までに、貴重な経験を何度もします。

出光興産が2022年から本格的にＫｅｅＰｅｒコーティングへの取り組みを始め、apollostationキーパー技術コンテストというキーパー技術コンテストとしては全国2番目の規模での大会が始まりました。2023年のこの大会に参加した松本は関西予選会を2位で全国大会に出場。全国の優秀な技術者との出会いもあり、またひとつギアが上がったような施工を身につけます。

KeePer技研の谷会長のコーティング技術のお話にも感銘を受け、どのような施工をするべきなのかという方向性を確かなモノにしました。

こうしてやってきた第8回2023年キーパー技術コンテスト和歌山県・奈良県チャンピオン決定戦。

チャンピオンになるまでには、いろんな事がありました。

米田店長が2回全国出場。

うち1回は関西3位として、

1回は滋賀県・奈良県チャンピオンとして、

6年の歳月を経て

松本チーフが初の和歌山・奈良県チャンピオン。

その間も上田マネージャーの準優勝や他のスタッフの活躍。

こうやって積み上げてきた技術力で、全国にもめったにない県チャンピオン二人体制の店舗となりました。

1級キーパーつなぎの左胸についたゴールドのチャンピオンワッペンが和歌山・奈良県（または滋賀県・奈良県）で1番の技術力のあかし。

今日も暑い中、二人のチャンピオンと技術力の高いスタッフ達がたくさんのお客様のお車をピカピカにしていました。

明日も、たくさんのご予約をいただいています。

まだ、予約に空きがございます。

皆様のご予約、ご来店をお待ちしております。