2023年07月03日(月)
行灯カブでGo! レストア始めました!! No、2
いつも閲覧ありがとうございます。永瀬石油 松江西川津 加藤でございます。
今回も前回からの投稿に続けさせて頂きます。
前回より凄腕の修理屋さんの元へ我がカブを預け、一週間かなぁ!?十日かなぁ!?と修理日数を予測しながら帰路についたのですが、次の日に電話かかってきて「直りましたよ。」...。早っや!!と驚きつつ、どうやら中身はそんなに傷んでなかったようです。そして適格な判断で最小限の部品交換で走れるようになったとのこと!、試運転したかったのでパンクも直しときましたとのこと!! もう感激です!!!。それで、この値段???というくらいリーズナブルな修理代です。いろんな意味でここで修理して良かったと思いました。そして幸い次の休みがすぐにありましたので、カブを取りに修理屋さんに伺います。そしてエンジン始動!...。トコトコトコトコトコトコとなんだか昭和な音(排気音)がします。マフラーが違うのか、エンジンの形式が違うのか、素人な自分でも現代のカブとは違うと分かるような軽い排気音です。ヘッドライトも付かなかったのですが、接触が悪かっただけとのことで、点灯しています。パンクは直してあるものの、三十年前のタイヤなので表面はボロボロで不安はありますが、乗れそうです。...もう乗るしかない! というかもう乗りたくて仕方ありません!!。でも自分でキックして始動してみようとするとエンジンが掛かりません。プラグが被ったようです。キックレバーのけり方から、燃料コックを途中まで開いて、チョークをこれくらい上げてとご主人が細かく教えてくださいます。なんて繊細な乗り物なんだと感心しつつ、50年前のカブが30年ぶりにエンジンが掛かって走ろうとしていることに感動です。そしてご主人に丁重にお礼を申し上げ、店を後にし、そのまま市役所へ直行です。手続きには自賠責と親父から自分への譲渡証明書なるものが必要とあって、多少時間は掛かりましたが、無事ナンバーも取得できて、ついに公道デビューです。
時は6月中旬、時間は20時前です。タイヤに不安がある為、自分ん家より川上(緩い登り坂)へ向かって出発です。今のカブとも違うギヤの並びなので戸惑いましたが、何とか走り出します。ただ自分が重いのと坂道なので、スピードに乗りません。やっと30㎞出ている感じです。でも小気味良いエンジン音と涼しい風と、谷に沿って流れている川にはホタルがいっぱい飛んでいるのを観ながらの運転は最高です。まだレストア途中なので、塗装もしてない、風よけも付いていない中途半端な形ですが、乗り物としては自分を魅了する役割を充分果たしています。これから各部を錆取り、塗装し、keeper施工までは結構長い道のりですが、これからは自分メインの作業ですので楽しみですね。 それでは次回も閲覧よろしくお願い申し上げます。
下写真は上から、行灯、胃袋、縦キャブ、OHCエンジン。