2023年08月13日(日)
玉虫 ゲッッッッッッット!!
いつも閲覧ありがとうございます。 永瀬石油 松江西川津 加藤でございます。
今回は先日、農作業中に見つけた玉虫のお話です。
自分も我家の農作業(米作り)をメインでするような年齢になりまして、今の時期ですと日々の水田の水量の管理から消毒、追肥作業、あるいはイノシシ対策(これが1番キツイ!!)の柵の設置等、休日はほぼこのような作業に追われております。なのでカブもあとは塗装がほぼ残すところですが、まとまった時間が確保出来ない状況もありまして、今回はカブの話はお休みです。
その日も現在と同じく連日35℃を超えるような暑さの中、田んぼに化学肥料(茎を丈夫にする粒剤)を撒いていると、目の前を自分の目の高さで綺麗な虫が真っ直ぐこちらに飛んでくるのを発見!!。即座にはたき落として田んぼに落ちたところをゲットです(嬉)。
小学校の頃に見た、社会科の教科書に載っていた法隆寺所蔵の国宝、玉虫厨子(タマムシノズシ)にこの虫の羽が装飾として張り付けてある、あの虫です。昆虫採集の時などに、いつもかなり高い所を飛んでいて、とうてい捕まえるのがかなわなかった虫が思いがけず捕まえることが出来てラッキーでした。
自分が今まで見てきた綺麗な虫は、この玉虫とオオムラサキはいつか捕まえてみたかった虫でしたが(オオムラサキは捕まえたらダメかも)、幼虫の餌になる木はどちらも榎(エノキ:エノキタケが生える木ですね。)なので、子供の頃、榎を見上げて探したりしてたもんですが、あの頃の記憶がよみがえりました(^^)。実際手に持ってみるとコメツキムシの仲間なので、形はほぼそれですが、やっぱり色が綺麗!!。とにかくメタリックです。オーストラリアに生息しているニジイロクワガタと同じようなグリーンベースにパープルが差した独特な色合いは、なんでこの虫だけこの色なんだろうというくらい綺麗な虫です。体の表面はクワガタと違いツブツブは有りませんが、やっぱり汚れは付かない様です。ただしっかり持っていないとツルッと滑るので、油っぽいわけではありませんが、天然のキーパーみたいなのが身体から分泌されているのかもですが、キーパー以外に綺麗を保つ技術は自然界の中にも結構あるんですね。それにしても自然が豊かだとイノシシも出て大変ですが、いつまでもこういう虫が生きていける環境が残っているという事なら、今後も最小限の農薬と化学肥料で米作り、頑張ります(^^)/。 それにしてもオオムラサキ欲しいなぁ、、、。