上達会とは読んでその名の通り、キーパーコーティングを上達する会です。

皆がキーパーコーティングの資格者で、普段からたくさんのお客様のお車をキレイにしているスタッフが、よりお客様によろこんで頂ける施工をするために、練習をする会です。

キーパー技研株式会社から講師をお呼びして、上手に施工するポイントを教えてもらい、トレーニングしました。

参加したのは、私、社長の安川と、昔から親交のある和歌山県の川福石油の川口社長、そして当店の藤井本スタッフ、長谷川スタッフの計４名。

キーパー技術コンテストの県チャンピオンである松本と米田、そして準チャンピオンである上田は、もうこのレベルではないので、お休みです。

私が今までコンテストや上達会に出ていなかったのには、ひとつの考えがありました。

キーパーコーティングに取組む前、カーコーティングや車の塗装の磨きをはじめた１５年以上前は私が１人で鏡面研磨をしてコーティングをしていました。他のスタッフはガソリンスタンドの業務をしており、磨きの仕事が入れば私しかコーティングができないので、他の社員は手持ち無沙汰で見ているしかありませんでした。

鏡面研磨の技術は、非常に精密で集中力が必要です。車の塗装の種類や傷み具合、車の形状などに合わせた施工をしなければならず、その技術を習得するのにも時間を要しました。

なので、とびっきりキレイになる磨きとコーティングで、たくさんのお客様からクチコミで仕事をもらえていましたが、限られた台数しか施工する事ができず、他のスタッフも、社長がやってくれる、という意識があったのか、遠目に見ているだけだったのです。

それでは、うちのスタッフ達も面白くないだろうし、たくさんのお客様に喜んでもらえるサービスにしたい、と思っていた頃、KeePerコーティングのクリスタルキーパーが発売されたのを知り、「あ！これだ！塗装を磨かなくてもキレイにできるコーティングこそ、もっとたくさんのお客様に喜んでもらえるサービスだ！」と思い、キーパープロショップに登録する事に決めたのでした。

一番最初に資格を取得したのは上田マネージャー、その次に私、しばらく経って米田が入社して、その他のスタッフも次々とコーティング技術認定１級の資格を取りました。

私も実際の施工には多く携わってきましたが、キーパー技術コンテストには出場していません。

上達会も、横で見てはいましたが、参加していませんでした。

それは、私が主役になってコーティングしていては、みんな私に頼ってしまうので、彼らが主役の仕事にしたかったからなんです。

今年、ブログをスタッフ全員で書くようにしたのも、そのような考えからです。

なので、コンテストにも上達会にも出場していなかったのですが、今ではみんな私より上手になって間違いのないキーパーコーティングをしてくれるので、もう私もコンテストに出てもいいかな、と思ったのです。

今年はじめてキーパー技術コンテストに出場する４名で特訓をしました。

分かっているつもりだったキーパーコーティングですが、もっと突き詰めて施工を習うと、頭の中がスッキリします。

今まで意識していなかった事を、きっちりやる事で、レベルの高い施工ができます。

そういえば、うちのチャンピオン達も、こういう風に施工したいたな、とか

普通の施工では気づかないポイントに気づけました。

車１台を半分に区切って、半分ずつ２人でコーティングします。

独特なルールがあるので、その手順を間違えないように考えながらの施工です。

途中、何回も、手順の抜けがあって、失敗もしましたが、最後の施工ではバッチリ修正できました。

今日練習して思ったのは、これはスポーツだな。

競技だわ。

と感じました。

私は長年、テニスをやって来ましたが、サーブ、フォアハンド、バックハンド、構え、足の運び方、のようにそれぞれのフォームを固めて表現していくやり方はキーパーの施工も同じ。

一つずつ項目をチェックして、クリアしていけば高得点に繋がります。

最近、藤井本スタッフと長谷川スタッフの施工台数が増えているので、経験もたくさん積んでいます。

今日の上達会でも、メキメキと実力をつけています。

このままでは私が最下位になってしまいそうな上達っぷりです。

うれしい限りではありますが、私も負けていられません。

まずは、キーパー技術コンテスト、予選会を通過して県チャンピオン戦に出場できるように頑張ります！

そして、私に付き合ってコンテストに出場する事を決めてくださった川福石油の川口社長、ありがとうございます。

一緒に予選通過しましょう！

農機具小屋を改造して作りました。

なつかしいなぁ。