おはようございます。
奇跡とは、そう簡単には起こらないものなのですが、
やはり、起こりませんでした。
阪神タイガースの元選手、横田慎太郎さんが
7月18日、28歳の若さで亡くなりました。
脳腫瘍が原因だそうです。
最初の闘病の時、キャンプに横田がいない!って騒ぎになって、
虎番記者ですらどこに居るか分からない、と言われてましたが、
多分元気になって帰ってくることを信じて、あえて報道しなかったんだと思います。
治療の末、復帰した横田選手ですが、病気の影響でボールが2重に見えるという
野球選手としては致命的な後遺症が表れます。
結果的に、この、「目が見えない」という事が原因で引退を余儀なくされました。
引退試合、ボールが良く見えない横田選手は、
守備での出場となります。
普通、引退試合と言えば、野手は打席で終わるものですよね。
相手選手も、目の見えない横田選手が守るセンターに打ってはいけない、
「ケガをさせてはいけない」
と思いながらの打席であったそうです。
ところが、ランナー2塁のこの場面、
バッターが打ち返したボールはセンター前に!
2塁ランナーは3塁を回った!!
横田は1バウンドのボールをキャッチして、
バックホーム!!!
これは奇跡のバックホームだと言われています。
が、本当の奇跡は、病気が治って、また野球がプレイできるようになる事、
いや、ただただ、普通に生きる事だったのかもしれません。
守備位置に着くときの全力疾走、
バックホームでランナーを差して、
ベンチに帰ってくるときの笑顔の全力疾走、
常に一生懸命な姿勢が、周りの人の心を打ったんだと思います。
↓引退試合後、このようにコメントした横田選手。
横田選手は神様が見てくれているとおっしゃっていますが、
僕は神様なんていないと思ってます。
もし居たとしたら、なんなんだ、この終わり方は。
理不尽すぎるやろ。もっとちゃんと仕事をしてくれ。
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