2023年12月14日(木)
内窓拭きの極意とケミカル
11月から12月にかけて乾燥する季節は車が汚れやすくなっています。
それはボディだけではなく、車の窓の内側も同様です。
特にフロンガラスは夜になるとギラギラとした油膜のような汚れが内窓に付いて、タオルで拭くぐらいではスッキリとキレイにはなりません。
そんな時はプロの内窓拭きが役に立ちます。
除菌車内清掃をご注文いただくと、内窓拭きがセットでついているのですが、内窓拭きだけの車内清掃オプションもご用意しています。
時々、「ついでに拭いておいてよ!」と言われるのですが、この内窓拭きがメニュー化されています。
料金を頂くわけですから、しっかりキレイに仕上げます。
自分でもやってみたい、というお客様もいらっしゃるので、お伝えする事もあります。
口で言うのはカンタンなのですが、実際にやると難しいです。
まず、キーパークロス(マイクロファイバークロス)を水で濡らし、固く絞ります。
そのクロスに内窓クリーナーを適量噴霧して、内窓を隅々まで汚れを掻き取るように拭きます。
ゴシゴシこする必要はありません。やさしく撫でるだけで曇りの成分は取れます。
注意点として、隅々まで拭く。テレビアンテナのフィルムが剥がれたり、ちぎれたりしないように、優しく拭く事。
隅の方まで指を入れて、しっかり拭く。
この拭き作業を、今度は乾いたタオル(快洗タオル)でも行います。
コツは水分を乾燥させるように手早く拭く。
これもテレビのフィルムアンテナ線をひっかけないように注意が必要です。
水分が残るようなら、乾きタオルで、もう一度透明感が出るまで乾くまで拭きましょう。
フロントガラスは逆手で拭くとダッシュボードの際の奥まで手指が入りやすく、拭きやすいです。
極意としては、手早くやさしく乾燥させる。
夏と冬とではコツは違いますが、おおむねこんな感じです。
私達はKeePerの内窓クリーナー(アルコールの薄い成分)を使うので白い拭き筋や跡が残らず、透明感抜群の仕上がりとなります。
曇り止めや洗剤成分は入っていませんが、汚れが無くなるのでスッキリときれいに仕上がり、曇りにくくなります。
それでも、外気との温度差で曇る事はあるので、そんな時はエアコンの外気導入のボタンを押して、デフロスターをかけてフロントガラスに送風しましょう。
下の写真(1枚目)は、私のスマホでライトアップされている看板を撮った写真です。
レンズが汚れているので光が乱反射してギラギラしていますね。
2枚目の写真は、内窓拭きの要領でレンズを拭いた後で撮った写真です。
光が乱反射せずにキレイに写真が撮れています。
年末に向けて、ボディだけでなく車内の清掃、内窓拭きもぜひお試しください。