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2023年07月04日(火)

フアンデルワールスについて

(世界淡水魚園水族館 アクア・トト岐阜HP
『おもしろ飼育コラム2020.9.22(火)「ヤモリの指のひみつ①」』より引用)

ヤモリが家の壁やツルツルしたガラスにくっつきながら素早く動いている姿を見たことがありませんか?

よく考えてみると不思議ですよね。

ということで、「ヤモリがどうして壁やガラスにくっつくことができるのか?」について話をしたいと思います。



みなさまの身近には

ヤモリ以外にも、いろんなところにくっついている生き物がいますよね。

生き物たちは爪や吸盤、粘液などを利用してこのようにくっつくことができ、その方法は生き物によって異なります。



しかし、ヤモリは爪でも吸盤でも粘液でもない別の方法でくっつきます。

その方法とは「ファンデルワールス力を使う」です。

それを可能にしているのは、ヤモリの指の裏にある「微細な毛」です。

ファンデルワールス力??? 毛??? 全く意味がわかりませんよね。

 

まずは指の裏の「微細な毛」について説明します。

ヤモリの指の裏には「趾下薄板(しかはくばん)」という器官があります。

その趾下薄板の表面には、マイクロメートル(1000分の1mm)サイズの太い毛が生えています。



さらにこれらの太い毛の先は、ナノメートル(1000000分の1mm)サイズの細い毛に枝分かれしています。


そして細い毛の先は、ヘラ状(スプーンのような楕円状の形)になっていて壁などの凸凹面に接しやすい形になっています。



次に「ファンデルワールス力」。

「ファンデルワールス力」は、分子間力の一種で、分子と分子の間に働く引力のことです。

この力は、どんなものでも2つの物体の距離が2ナノメートル以内になると働きます。

つまり、

ヤモリの指の裏には、ナノメートルサイズの細い毛がすごくたくさん生えていて、その毛先が壁の表面の凹凸と接することでファンデルワールス力が生じ、その力を使ってくっつくことができるのです。

ヤモリは、分子レベルで壁や窓ガラスにくっつくことができる驚異の能力を持った生き物なんですよ。


...という不思議な力が働いてるフレッシュキーパー

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おもしろ飼育コラムは他にもおもろい記事がいっぱいあったのでおすすめですよ。




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