こんにちは、keeperプロショップ中田島下りの久野でございます。
この前の2月2日は、節分でしたね。
皆さん、豆まきをしましたか?
ところで、豆まきの豆はどのような豆を使うのかを知っていますか?
使う豆は、炒った豆を使います。
なぜ、炒った豆かというと、「豆」を「魔(ま)を滅(め)する」、炒り豆の「炒る」を「射る」にかけて、「魔目を射る=邪気を払う」という、語呂合わせなんです。
ところで、節分といえば、鬼を想像する人も多いと思いますが、
この鬼は、どのようにして生まれたのでしょうか?
諸説あるんですが、古代の時代に日本人が初めて外人をみた時、身長も目の色も違う風貌から、
恐ろしさのあまり鬼が誕生したと言います。
前にも、書きましたが岡山県の鬼ノ城で鬼とされた、温羅氏も人間なんです。
あと、伝説上で鬼のスーパースターと言えば、酒呑童子(しゅてんどうじ)という鬼です。
この酒呑童子、大江山という山に住みついいており、山を下っては人を襲い喰っていたそうです。
帝の命により源頼光(みなもとのよりみつ)とその四天王(渡辺綱(わたなべのつな)、坂田金時(さかたのきんとき:金太郎の成人になった名前)、碓井貞光(うすいさだみつ)、卜部季武(うらべすえたけ)で、討伐に向かいますが、正面から攻めても勝てないと思い
山伏の格好で酒呑童子に近寄り、酒好きの酒呑童子に酒を飲まし酔ったところで首を取ります。
この切った太刀が、日本の国宝になっている童子切安綱(どうじぎりやすつな)です。
ちなみに、日本酒の「鬼ころし」はこの伝説からとられているそうです。
それではまた火曜日にお会いしましょう。