こんにちはkeeperプロショップ中田島下りの久野でございます。
今回は、またまた、神社関係の話になります。
それは・・・
鳥居です。
なーんだ鳥居かっと思ったあなた、鳥居と言っても奥が深いんですよ。
鳥居は大きく分けて2つあり、神明型(じんめいがた)鳥居と明神型(みょうじんがた)鳥居の
2つになります。
神明型鳥居
こちらの鳥居は、仏教が伝わる前からの時代、からある形の鳥居です。
上と下が平行になっているのが特徴です。
この鳥居がある所は、伊勢神宮や熱田神宮です。
日本古来の、神様の思想、物には1つ、1つ神様が居ると言うことを聞いた人は多いと思いますが
この思想こそ、自然信仰(アニニズム)という考え方です。
明神型鳥居
こちらの鳥居は、仏教が伝わった後に、奈良時代の神仏習合で神社とお寺がひとまとめで祀られた
時代にお寺の装飾が、進化するにつれて神社の鳥居も進化をしこの形になりました。
神明型鳥居とは違い、上が反っていて下が平行の形。
皆さんの想像する鳥居はこのタイプが多いと思いますし、ほとんどの神社がこのタイプですからね
ちなみに、いつも私が引いているおみくじは、発祥は神社ではなくお寺が最初にやっていたそうで、
神社の御朱印も、元はお寺の写経修行の証明書だったんです。
こうしてみると、日本人は昔からいいものを、自分たちの文化に取り入れるのがうまい人種なんですので
皆さんもこれからいろんないいものを自分の中に取り込んでいきましょうね。
それではまた火曜日にお会いしましょう。