こんにちはkeeperプロショップ中田島下りの久野でございます。
さて、今回は長野県長野市松代町の松代城です。
ここ松代城は、江戸時代に入り、幕府から名前を変えろと言われて、
今の名前松代城になり、初代藩主は真田信之(さなだのぶゆき)です。
知っている人は多いと思いますが、真田幸村の兄さんです。
幸村の方が人気がありますので、少し影に隠れた人なのかも知れません。
しかし、かなり前になりますが、以前小松姫について書いたことがありますが
小松姫と結婚したのが真田信之です。
そして、この真田家が江戸時代には珍しく外様大名で改易を受けずに明治維新まで
お家を存続させ、松代城は江戸時代260年間真田家の居城であり続けました。
最後に、最後に、松代城は江戸時代に入って、幕府から名前を変えたと、冒頭で言いましたが、
それ以前の、名前は海津城といいます。
歴史を知っている方なら、この城が有名な戦の時に建てられたかわかると思いますが
海津城は、1559年(永禄2年)から武田信玄から武田氏の軍師山本勘助に命じられ築城が開始され
翌年には築城が完成しました。
そして、1561年に第4次川中島の戦いが始まり、5回行われた戦いの中でもっとも激戦だった戦いの
武田氏の拠点がこの海津城なのです。
この様に名前の変わった城は結構多く、調べてみるとこの城は元はこんな名前だったんだー
ということが結構あります。
また、機会があればまた紹介したいと思います。
それではまた火曜日にお会いしましょう。