こんにちはkeeperプロショップ中田島下りの久野でございます。
今回は、浜松の天竜区にある秋葉神社の上社です。
とは言っても、上社の山門でございます。
この山門には、四神の彫刻があります。
その四神とは?
玄武・青龍・朱雀・白虎の事を四神と言います。
そして、1柱ごとに 色・方角・季節などが決められています。
玄武
玄武は、生き物は亀で、色は黒になり、守護の方角は北
季節は冬になり、季節と色の組み合わせの言い方は玄冬(げんとう)になり
人間の人生で、産まれてからの幼少期に当たります。
青龍
青龍、生き物は龍で、色は青になり、守護の方角は東
季節は春になり、季節と色の組み合わせの言い方は青春になり
人間の人生で、中学生から20代までの成長し続ける時期に当たります。
若さの象徴の青春はここからきています。
朱雀
朱雀、生き物は鳳凰(ほうおう)で、色は赤になり、守護の方角は南
季節は夏になり、季節と色の組み合わせの言い方は朱夏(しゅか)になり
人間の人生で、30代から50代までの働き盛りの夏の太陽のような時期に当たります。
白虎
白虎は、生き物は虎で、色は白になり、守護の方角は東
季節は秋になり、季節と色の組み合わせの言い方は白秋(はくしゅう)になり
人間の人生で、落ち着き出す60代以降の時期に当たります。
この四神の守護を意識した都が、平安京になり、北の船岡山=玄武により守護・東の加茂川(賀茂川)青龍により守護
・南の巨椋池(おぐらいけ)=朱雀により守護・西の山陰道=白虎により守護となり、東の加茂川(賀茂川)は人工的に
流れを変えて東に流すことにより、千年の繁栄した都になりました。
玄武・青龍・朱雀・白虎の事は何となく聞いたことのある人が多いと思いますが、しっかり守護する位置なんかを
知っていると、人生でも何か変わるかもしれませんね?
それでは、また金曜日にお会いしましょう。