2024年09月20日(金)
極楽浄土をイメージした寺‼
こんにちはkeeperプロショップ中田島下りの久野でございます。
さて、今回は京都府宇治市にある、平等院鳳凰堂です。
ここを見て、真っ先に十円玉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、この建物を誰が造ったのかを言える人は少ないのではないでしょうか?
この鳳凰堂を建てた人物は、摂関政治を行った藤原道長の息子の頼通(よりみち)です。(私は、この二人を覚えるときに道が長くて寄り道したという覚え方をしました。)
この、頼通という人物父道長に比べて知名度が低いとは思いますが、父道長に負けず劣らずの人で、関白を50年勤め絶大な権力がありました。
そんな中、父道長の別荘であった宇治殿を平等院鳳凰堂に改修し仏法が衰えて世の中が乱れる末法思想(まっぽうしそう)が広がる不穏な時代に平等院鳳凰堂という、極楽浄土(ごくらくじょうど:苦しみの全くない世界)を作り上げましたが、頼通は父道長とは違い天皇の外戚になれず、徐々に権力が失われ摂関政治から天皇中心の院政時代になっていくのです。
そしてこの頼通はこの時代では珍しく奥さん一筋の愛妻家でもありました。
~平等院鳳凰堂の周りはアニメの聖地~
平等院の周りには、多くのお土産屋が多くありますが、店内に入るとお土産他に、アニメ 響け! ユーフォニアムという架空の宇治市内高校の吹奏楽部のストーリーのポスターが貼ってあり、アニメ上でも平等院鳳凰堂の周りがよく描かれてると、このアニメを見ていた次女が言っていました。
そして、写真のベンチは主人公の黄前 久美子(おうまえ くみこ)がよく座っているベンチです。
ここを訪れる時に使ったグーグルマップでも久美子ベンチと登録されていてビックリしました。
ベンチについたら、平日にでも関わらず外人さんが沢山いて日本のアニメは、海外の人に人気があると、改めて感じました。
~おまけ四文字熟語編~
今日の、熟語は「傍若無人」(ぼうじゃくぶじん)です、
この熟語の意味は人前であるにもかかわらず、自分勝手な振る舞いをすることです。
要するに、暴走する人の事を言います。
現代でも周りが見えず勝手な判断で行動してうまくいかずに暴走する人がいますが、見ていて見苦しい時が多々あります。
そして、こういう人はうまくいかない事を自分のせいだとは思わず、人に責任を押し付ける傾向が多いしすぐに感情的になり怒り出します。
周りの人に危害を加えなければ、いいのですが危害を加えてしまうと嫌われてしまいますし最悪な場合は相手にされなくなってしまいます。
特に役職についている人は、気を付けた方がよいと思います。
簡単に言いましたが、具体的にはどうするのかはただ自分の起こる特に悪いことはすべて自分が悪いと思えばいいのです。
この世の中、人間関係は難しいですが、自分勝手な行動をしなければ、人は次の画像のようについてきてくれますので、気を付けて人と接するようにしましょうね。
それでは、また火曜日にお会いしましょう。