こんにちは。株式会社TAISEI廿日市バイパスSSの毛利です。
今回はトヨタ ノアのEXキーパープレミアム施工事例をご紹介。
今回のオーナー様は、丁度お乗り換え前のタイミングで最後のおクルマのお手入れでご来店いただいておりました。
その際、ノアへの乗り換えをするお話を伺いまして、コーティングについてお話をさせていただきました。
お乗り換え前にも同様にトヨタの黒にお乗りでして、納車前にディーラーさんでコーティングをされたそうなのですが、以前よりシミの沈着など状態には不満をお持ちのご様子でした。
ディーラーさんのコーティングも近年は中々に高価です。勿論その分品質も上がっているのでしょうが、それでもお悩みをお持ちのオーナー様からのご相談が後を絶ちません。
よくディーラーのコーティングについて質問をいただきますが、折角なのでそのお話も。
あくまでも傾向のお話し、という点はご留意いただいた上でご覧くださいね。
ディーラーさんが納車の際に一緒にコーティングもしておきましょう、とおすすめをされると思いますが、そのコーティングを施工するのは誰でしょう?
3つのパターンに分類できます。一つ目は、ディーラー内にコーティング専門の部隊と設備を持っている店舗。
これは理想的な形と言えますね。整備と同様にその店舗内で専属スタッフがコーティングを施工しますので、その後のお手入れの相談もワンストップで完結します。かなり力を入れているディーラーさんでしょうし、品質に対する責任という観点からもGOODです。
少しだけ偉そうな表現をお許しいただけるならば、私共が「同業」と見做しているのはこの形態を持つディーラーさんだけです。
二つ目のパターンが、いわゆる外注。近隣または提携するコーティング専門店の技術者へ施工を委託するケースです。
今、おそらくこう思われたのでは?「専門店に頼むんだったらこのパターンが一番クオリティは高いんじゃないの?」と。
このケース、売り手と担い手の組織が異なるのです。
結果どうなるか。コーティングを販売する店舗内に、コーティングに対して一定の技術と知識を持つ人間が存在しません。一方で、その技術を持つ外注先は施工が完了したらそれ以降そのクルマと関わることは基本的にありません。
納車後、オーナーの手に渡ってからの面倒は誰が見るのでしょうか?
加えて、オーナーが支払うコーティング費用からディーラーと外注先で利益を案分します。
ハッキリ言いますが、実際に施工を担当する外注先に支払われる金額がそのまま品質へ反映されますので、このケースではオーナーが負担する金額に見合った仕上がりにはなりにくいのです。
最後のパターンが、営業担当者または手の空いたサービス担当者(整備士)が施工するケース。
これはもうそのままの意味です。これ以上は申し上げません。
これがディーラーさんのコーティング施工の大まかな例です。私共のいち意見ではありますが、一つ目のパターンならば良いコーティングが期待できると思います。店舗内に専門スタッフさんがいらっしゃるので、納車後も安心できるでしょう。
もしも新車を購入した際にコーティングのお話がありましたら、少し気になさってみて。
おっと盛大に脱線してしまいました。ノアのオーナー様のお話に戻りましょう。
で、今回の新車ノアは当店へお任せいただくことになりました。
勿論、上記のお話もかいつまんでさせていただいた上で、さらに一点。
これはディーラーさんに限らず、キーパープロショップ、キーパーラボもそうなのですが新車の場合は研磨をしません。
以前にもこのお話は書きましたね。新車なのだから磨きは不要、というのがディーラーさんやキーパーの一般的な考え方になっています。
当店の場合は(おそらくほとんどの専門店も)新車であっても状況やメニューに併せて研磨を致します。
グダグダと理屈は抜きにしますが、新車=完璧という希望的観測はしないようにしていますという意味です。
その旨をオーナー様にお伝えした上で、今回のメニューは当店の最高峰EXキーパープレミアムにお決めいただきました。
濃密なガラス被膜に、開発コードネームに敬意を表したVP326レジンがきわめて強力に硬化することで実現される超硬化型2レイヤーコーティング。
このコーティングが塗装面を余すことなく保護し、ガラス・ホイール・バイザー果てはボンネット内や給油口内まで施工する究極のメニューです。
まず、ご覧いただきましょう。どうぞ!