おはようございます。
「人間の本質とはもともと善である」という考え方、
これを「性善説」と言い、
孟子(もうし)という方の儒教の教えに由来すると言われています。
対しまして、荀子(じゅんし)という方が唱えたのが、
「人間の本質はもともと悪である」という考え方。
どちらが正しいのでしょうか?
まぁ、どちらも正しいのでしょうが、最近、性善説に頼っていては
物事、社会が成り立たなくなってきているような気もします。
回転寿司で醬油とかを舐め回すペロペロマンとかが出て来てますし。
もともと、そういった、どうしようもないバカは、一定数いたのでしょうが、
動画が瞬時で広がる今の世の中では、一瞬で批判の対象となり炎上し、
親が謝らなければならなくなります(笑)
日本という国はもともと「性善説」が前提でで成り立っていた国であり、
野菜の無人販売がその象徴であると思います。
誰かに見られていなくても、自分の中で許せることと、許せない事の線引きが出来ているからです。
学校で誰かの持ち物がなくなると、
「だれが盗ったのですか?名乗り出なさい」というのが日本。
海外では
「なぜ、取られるところに置いておいたの?そんな所に置いておくあなたが悪い」
となるようです。
イスラム教の教えでは、「物がなくなったら、それは本当に必要な人のところに渡っていった」
という考え方をする事もあるそうです。マジかよ(笑)
けど、けど、人間はもともとサルであり、
動物というものは本能で動いており、
その事を当てはめると、「性悪説」が正しい考え方なんだと
先日行った岩田山モンキーパークで悟りました。
餌の取り合いえぐいから(笑)
子供がもらった餌を、親が鬼の形相で奪いに来ますから(笑)
愚かな人間を前に何を思うのかハシビロコウさん。
動物を見ていると、動物を観に動物園に行っているのではなく、
逆に動物に人間が観られている気がします。
しかも、見透かされている気がします。
動物の目は曇りがない。
欲にまみれた人間をみて、哀れんでいるようにも感じます。
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