私が中学1年生の時の事です。
丁度、お盆でいとこのお家に遊びに行っていました。
テレビに映し出された映像に子供ながらに衝撃を受けたのを覚えています。
今日のテレビ番組で、そのJAＬ123便が御巣鷹山に墜落した事故の特集が放送されていました。
乗員乗客520人もの方が亡くなられた凄惨な事故。
テレビを見ながら、当時を思い出しながら家内と色々話をしていました。
うちの家内は、当時小6。
当時、お父さんの仕事の関係で大阪から東京に引っ越し、お盆に大阪のおばあちゃんの所に戻って来た日だったそうです。
丁度、日航機事故のタイミングで新幹線で帰って来ていたそうですが、羽田の近くに住んでいた彼女は飛行機に乗っていてもおかしくはありません。
そう考えると、あの時、123便に乗っていた人達は不運でしかたありません。
この事故の事が、原因かどうかは分かりませんが、私は飛行機に乗るのが好きではありません。
飛行機事故は、車の交通事故よりも確率は低いそうですが、飛行機事故で亡くなられた事故の当事者の方々の最後の絶望的な気持ちを考えると居たたまれません。
私はこの夏、何ヶ月も胃腸の具合が悪く、背中まで痛みを感じていたので、この症状を調べて、不安になり、医師にお願いしてエコーをかけてもらいました。
幸い、本当に胃腸が弱っていただけで、食生活を見直して体調は戻ったのですが、もし取り返しの付かない病気だったら、と考えた時に、家族の事、社員の事、仕事の事、その他、この世を去る時のための道筋を真剣に考えてしまいました。
人はいつしか死んで居なくなってしまうものですが、人生長いようで終わってみれば短いものだと思います。
一生をどのように生きるか、悔いの無いように今の自分を精一杯たのしんで、人のためになる事をして過ごしたい。
そんな風に考えるようになりました。
ちょっと体調が悪くなって、少し健康的になっただけで、九死に一生を得た、というわけではないのですが、まわりのみんなが幸せに生きられるように日々生きたいと考えるようになってしまいました。
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