2023年05月13日(土)
ビニールのシミと花粉のシミ
先日、いつも当店をご利用されているお客様から、
「取れない汚れがあるから見て欲しい」という
お電話がありました。
その車は、そのお客様のいとこの車で、当店で洗車させて頂いた事もありました。
洗車してから数ヶ月経ち、今回のご相談でした。
前回洗車したときは無かった、とおっしゃいます。
その汚れを見ると、赤いボディに白い斑点状の模様が薄く浮き出ていました。
ボディには無く、前と後ろのバンパーにだけ付いています。
当店で使用する汚れ落としのケミカルでは取れませんでした。
お客様も諦めて「塗装してもらうしか無いかなぁ。」と言っている時に、ふと思い出しました。
建築現場で吹き付け塗装をする時にペイントミストがかからないように車に、保護用のビニールを被せることがあります。
このビニールが濡れて塗装にくっつくき、太陽の熱などで塗装がこのように、なる事があります。
そんな時は、車のボディにタオルを置き、熱いお湯をその上からかけて付け置くと塗装の伸縮によってシミが消えます。
この方法は花粉のシミ除去方法と同じで、魔法がかかったように消えて無くなります。
今回は、これが原因のようで、お湯をかけて消す事ができました。
バンパーだけに付着したように見えたのはなぜかと推測すると、ボディ全体に付いていた可能性がありますが、ボディが鉄板でできているので、太陽の熱を吸収してシミが消えていたのかもしれません。
バンパー部は樹脂素材なので熱の伝わりが悪く、シミが残っていたのだと考えられます。
花粉のシミとビニールのシミ、そして蜂のフンはお湯をかける手法で除去できます。
それと、軽度のマグネットのシミ(初心者マークなどのシミ)も消せます。
下の写真は以前に除去した事のあるビニールのシミ。
このようなご相談もたまわっています。
取れない汚れ、以外と簡単に取れるかもしれません。
お気軽にご相談ください。