キーパープロショップ(KeePer PROSHOP)

キーパープロショップ 新見セントラル店

山佐産業株式会社 オカセキ事業部

  • 2019年01月

2019年01月12日(土)

本領発揮

皆さん、こんちくわ!

今年のおみくじで我慢が必要だと知ったので、仏様の様に心を無にしている飼育係の山本です。

さて、今日は久々に真面目なお仕事でのお話。

1台のお車がタイヤ交換に来店されました。

まさかの持ち込みでしたが・・・(笑

お話すると、左後ろのタイヤに違和感があるとの事。

「足回り魔法2級検定」資格者の飼育係は覗き込んで観ました。

「こりゃぁ、なんじゃ〜」

と声に出るくらいの偏摩耗を目の当たりに・・・。続く

ここで金田一耕助ばりの推理の始まり。

内側摩耗の原因に着手。

①キャスター角の左右の大幅ズレ

②キャンバー角の左右の大幅ズレ

③トー角の左右の大幅なズレ

④空気圧の調節不足

⑤足回りの交換によるズレ

⑥足回りの寿命によるズレ


ここからは、某タイヤショップに勤務していた飼育係の本領発揮。

消去法で探って行きます。

⑥トラストの足回りに交換済みで古くて怪しいがしっかりストロークしているので違う。

⑤左右の全長とバネ下長を測定したがほぼ同じなのでこれも違う。

④空気圧のは1本のみ規定に達していないので怪しい。

①キャスター角のズレならハンドルに違和感が生じるがので違う。

③キャンバー角ならネガキャンとポジキャンで違いが生じるのでネガキャンなら怪しい。

④トー角のズレならトーインとトーアウトで考えるとトーアウト的な摩耗なので怪しい。 続く
当然、タイヤショップなどのアライメントテスターで測定すれば簡単明解ですが費用も時間も掛かります。

でも、アライメントテスターを使っても各メーカーの足回りや車の構造を理解して無いスタッフにお任せすると調整で狂う事も。

そこは「足回り魔法検定2級」の資格を持つ飼育係の出番。

まず③のキャンバー角を糸を吊るしホイールとのクリアランスを測定したが左右差もほぼ無いのでOK。

そして④のトー角の直線出しを行い調節の偏心カムを睨んで見たら左右で位置が全然違う。

これだ!遂に見つけ出した!

つまり、左はトーアウト(外側に回り内側が摩耗)右は少しトーイン(内側に回り外側が摩耗)

つまり、空気圧不足で負担が掛かったタイヤにトーアウトで更にタイヤの内側に負担を掛けセパレーションを起こしたタイヤが変形し違和感を感じたのです。

左の偏摩耗の原因は空気圧の管理不足とトーアウトである事が判りました。

左右のカム調整し作業終了。

これで、直進安定性も増しより楽しいドライブが出来ると思います!

とは言え、事故なく済んだ事が1番の収穫なんですけどね〜。

足回りで困ったら是非ご相談下さいね。

それでは、明日も1日頑張りましょう!